海洋性
哺乳動物の胎盤を原料とするのが一般的ですが、最近は植物性のものや海洋性のものも登場しています。
海洋性は、主に鮭の卵巣膜から抽出された成分のことをいい、「マリンプラセンタ」と呼ばれることもあります。
卵巣膜とは、卵の一つ一つを包み込んでいる薄い膜です。
鮭は一生に一度しか産卵をしないため、卵巣膜の持つ役割は、胎盤に近いと考えられています。
人間においての排卵・妊娠・出産には脳下垂体からのホルモン分泌が深く関与していますが、鮭も同じように脳下垂体からの指令が卵巣膜に伝わることで卵が成熟をし始め、鮭は産卵のため川をのぼり始めます。
一生に一度の産卵にむけて、鮭は自分の体内の養分のすべてを卵に注ぎ込むといわれていることから、その卵を包み込んでいる卵巣膜にも栄養が満ちているとされています。
9種類の必須アミノ酸をはじめとする18種類のアミノ酸のほか、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、エラスチン、核酸、ビタミンB群やミネラルなど、約30種類の栄養成分が自然のバランスのまま含まれているそうです。
特に、エラスチンは、動物の胎盤に由来するプラセンタには含まれない成分として、注目されています。
エラスチンは、肌の中のコラーゲンを支える働きを持っているため「弾性線維」とも言われる成分です。
ヒトの表皮の下にある真皮では、約5%をエラスチンが占めるとされており、年齢とともにその量が減少することでシワができます。